Pistolero
2005.11.05 Saturday
今週、休みが多かったので、週末の分、今書いておきます。「哀愁のピストレーロ」!!
Pistolero
まだガキのころさ ぐっすり眠っている時にやつらはやってきた
やつらの銃声で目を覚ましたんだ
ベッドから跳ね起きると、3人のメキシコ人がいた
親父が叫ぶのが聞こえた「走れ、坊主、逃げろ!」
目の前で親父とおふくろは撃ち殺された
何もできなかった 祈ること、泣き叫ぶことしか
やつらはせせら笑い 馬にまたがり去っていった
そのとき誓ったのさ 絶対にやつらを赦したりはしないと
*ピストレーロ
あてどもない旅路の途中
メキシコのならず者よ
いったい明日はどこにいる?
おおピストレーロ
闇を抜け嵐を越え
復讐の天使のごとく旅を続ける
たったひとり、どこまでも孤独のまま
灼熱の太陽の下、村はすっかり静まりかえっていた
壁にもたれてぼんやり立っていたんだ
今日こそが復讐の日、いきなりやって来た
長い間探し続けていた、とうとう見つけ出した
ソンブレロを目深にかぶりなおす
タバコの火はいつの間にか消えている
3人のメキシコ人はまだ気づいていない
さあピストレーロ、ゆっくりとその手を上げるんだ
*repeat
**おおピストレ・ピストレーロ
友よ、悪魔に思い知らせろ
おまえはやつより強いということを
おおピストレ・ピストレーロ
友よ、もっと前へと進んでゆけ
その夢を追い続けるんだ
やつらはこんなにも目の前にいる やつらの目を睨みつけた
決して生涯忘れる事のないその目を
その時 親父の声が聞こえたんだ
「おい坊主、聞けよ。憎んだのはもう遠い昔の事じゃないか」
ピストルをホルスターに押し戻し 馬へと駆け戻った
長い追跡は終わりを告げたのだから
馬に拍車をあて、狂ったように走らせる
たったひとりで ギラギラと照りつける陽光の中へと
*repeat
**repeat
超有名、かのピストレーロですね。
これも、先に訳がでてます。勿論影響を受けてます。すみません。
この曲、これはドイツ語版の訳ですが、他に英語版とスペイン語版があります。ドイツ語以外の歌詞はわかりません(知りたい〜!!)。この曲、ドイツ語版が、一番歌い方に感情がこもっているように思います。やはり母国語の方が気持ちを込めやすいのでしょうか?
男性の最低音(多分ルイ)も、ドイツ語版が一番強い気がします。
他の曲でも、多言語バージョンがある曲は、それぞれ誰の声が勝ってるかがちがうんですよね。単にミキシングの具合によるのでしょうか?ロッキングサンの女声も、英語版はヘンリエッテの声が、ドイツ語版はエディナの声が勝っているような気がします。
しっかし、かっこいいですよねー。メロディーも歌詞の内容も。
詳しくは週明け、もっと熱く語りたいと思います。
コメント
待ってました!!! ピストレーロ♪ 素敵です(゚∀゚)! やはりいいです!
意図して先達の訳とイメージを大幅に変えてくださっていますね!
あちらは、逆恨みされた保安官の息子が人生狂わされた…といった場景が浮かび、
こちらからは、口調から、殺された親父さんもわけありの人だったのかも、
てな想像が膨らんじゃいます♪ イメージが全く違ってきて、ほんと楽しいです♪
スペイン語版、聴きたいなぁ! 英語版は語感のせいか若干やわらかく、
ドイツ語版の迫力にはやや劣りますね♪
Comment by 一寸法師 @ 2005/11/05 9:38 AM
あちらは第三者的表現ですが、こちらは一人称ですね。
1本の映画を観たような気分になります。
歌詞に合わせた短い文章に、奥深い意味合いを込めて
まとめあげるオクタヴィアン様の訳の素晴らしさには
毎回感動させられます!
Comment by
barco @ 2005/11/05 2:56 PM
そう、すべて主語なし、一人称を思わせる口調にしてみました。それだけでもかなり意訳的になってしまいますね。
もっと練ってもいいかなという気もします。
Comment by オクタヴィアン @ 2005/11/05 11:59 PM
いくつか訳されたものを拝見しましたが訳す方によって
印象が変わってきます。
スペイン語版を最初に聴いてしまったので英語版はどうもほにゃ〜っと…
>詳しくは週明け、もっと熱く語りたいと思います。
楽しみにしています。
Comment by
江戸紫 @ 2005/11/06 2:03 AM
うわー。すみません。後回しにしてしまいました。
そのうち必ず語ります。って、別に大したことでもないんですが。
Comment by オクタヴィアン @ 2005/11/08 9:46 AM
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